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エレコート アクチベーターS

(電解脱脂剤)

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主な用途

エレコートプロセス電解脱脂剤

特徴

めっき後、長時間放置した場合や乾燥した被膜は、酸化被膜の生成や不均一な汚れ等のため不活性になり易く、電着した後、異常電着を起こし易い。エレコート”アクチベーターS”は、電解により活性化を行い次工程のコネクター処理を容易にする。

特性

【建浴方法】

  • 適 量: 50~100g/L

※苛性ソーダを含有しておりますので、発熱します。 よって水を8割貯めておき、その中へ投入して下さい。



【作業条件】

  • 浴  温: 40~50℃
  • 極  性: 陰極
  • 陽  極: カーボン板
  • Dk   :  4~8A/d㎡
  • 時  間: 0.5~2分

【作業場の注意点】

  • 本品は、脱脂能力も兼ねていますが、本来の目的は活性化であります。
    脱脂とは、槽を別にして下さい。油分等の混入は、活性化を妨げます。
  • 不純金属が、100~150ppm(ex.Fe・・・150ppm)になると、キレート剤を含有しておりますので、めっきされるケースがあります。
    上記量になると、更新が必要です。
  • 温度が高すぎる(50℃以上)場合や、Dkの高すぎる場合は、アルカリ焼けによる変色を起こすケースがあります。
    他に、濃度が高い場合(150~200g/L)や、時間が長すぎる場合も同様です。
  • 2.3.のケースには、次工程に、塩酸活性(5~10%)を行うと良化しますが 程度がひどい場合には、不充分です。

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